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maittä

助けて欲しいなんて言ってないし。

強か

読みたい本がようやく手に入って、あっという間に読んでしまいました。今週は体調を崩して大変な1週間でしたが、こうして好きな本を読めてホクホクになれるので私は単純な人間です。この記事を見て、また誰かがこの本を読んでみたいなって思って貰えれば嬉しいです。

私がここ最近探していたのは、尾形真理子さんの「試着室で思い出したら本気の恋だと思う (幻冬舎文庫)」という小説でした。町の図書館や、公民館など探して回ったのですが何処にも置いておらず、結局メルカリに出品されていたものを購入しました。

5人の女性の恋愛を描いた、5つの短編から構成されていて、私は1話ずつ夜寝る前に読んでいました。
「あなたといたい、とひとりで平気、をいったりきたり。」「好きは、片思い。似合うは、両思い。」というように、それぞれの話にもタイトルが付けられています。どうして、こんなにも言葉選びに魅力を感じるのかと思っていたら、実はこの作者さんの本業がコピーライターということでした。(この小説も、元はルミネのポスターに使われた1フレーズだそう。)

ルミネのポスターと言われてもピンとこなかったので、これまでどんな作品を出してきたのかを調べてみました。すると、出てくるのはため息がこぼれるほど素敵なものばかり。その中でお気に入りの3つを紹介します。
「恋は奇跡。愛は意志。」
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「努力を無駄にするな。感情を無駄にするな。思い出を無駄にするな。」
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「風はすべて追い風。わたしがどこを向くかだ。」
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尾形真理子さんの言葉には、美しさの中に潜む「強かさ」が感じられました。どんなに苦しい状況に置かれても、くよくよしない。周りにアドバイスを求めない。自分の中の芯を貫いて、今を見つめて前に進む。「美しく強く生きろ」というメッセージが込められているような気がして、自分も勇気をもらいました。

この本を読むまで、わたし自身これまでの恋愛は大したものでは無かったと思っていました。だけど今はちょっと考えが変わって、そういった経験も今の自分に繋がっていると思えるようになりました。これも、成長かもしれないね。

試着室で思い出したら本気の恋だと思う (幻冬舎文庫)

試着室で思い出したら本気の恋だと思う (幻冬舎文庫)